研究の世界
スポーツ科学研究者
動き、からだの働き、心理、用具。スポーツに関わる疑問をデータで調べ、研究と現場をつないでいく世界です。

この世界を知る
スポーツの「なぜ」を、データから。
スポーツ科学は、身体の動きだけでなく、からだの働きや心理など、多くの専門分野からスポーツを調べる学問です。研究者はテーマに合うデータを集め、分析し、知見を発表します。ここでは、国立スポーツ科学センターなどの競技力向上に関わる研究と支援を一例に紹介します。
動きや、からだの働きを調べる
一つの競技を、違う視点から
バイオメカニクスは身体の動きや力の関係を、生理学は運動に関わるからだの働きなどを扱います。心理学を含め、問いによって使う知識やデータも変わります。
走るのが速いかだけでなく、「どうして?」を探る世界。
研究と現場を、行き来する
選手や指導者と連携する
国立スポーツ科学センターでは、トップ競技者への測定・支援とともに研究を進めています。そこで得た成果は学会発表などを通して共有されます。
専門家が集まり、違う角度から課題を考えます。
普段の様子と、つなげてみよう
こんな場面が、興味の入口に
スポーツを見て、動きの違いが気になる
見つけた違いを、絵や言葉で比べる入口に。
記録の数字を見て、変化の理由を知りたがる
同じ条件で比べているか、まず考えてみよう。
一つのやり方だけでなく、別の方法も調べる
何を比べたいのか、問いを一つ決めてみよう。
自分でやるより、見る・記録するのも好き
競技する以外の関わり方にも、目を向けてみよう。
仕事内容と日常の興味をつないだ編集例で、適性を判定する条件ではありません。当てはまる行動の数で向き・不向きを決めず、気になるテーマを知る入口にしてみましょう。
できるかより、気になるか
身近に試すなら
本人が了承した、無理のない手の動きの短い動画を見て、動く順番や向きなど、気づいたことを絵で記録する。動画は公開せず、運動の優劣は決めない。
見えた事実と予想を分け、ほかに何を調べればよいか考えるのが楽しいか
まずは自分や家族の無理のない手の動きを、見る・記録するところから。撮影は本人と保護者が了承した範囲にし、動画を公開する必要はありません。限界まで走る、息を止める、食事や睡眠を変えるといった試みはしないでください。 痛みや不安があるとき、本人が嫌がるときはやめましょう。
気になるところだけ、開いてみよう
もっと知りたいときに
動きの分析だけではない、研究の世界多様な分野・研究と支援・データ・指導との関係
一人で全部を担当するわけではない
スポーツ科学には生理学、心理学、バイオメカニクスなど多くの分野があります。栄養や医学とも関わりますが、専門や担当する役割は異なります。
映像や用具、社会との関係も
HPSCの研究には、動作や体力だけでなく、デジタル技術・用具の活用や、社会的背景を考慮した支援なども含まれます。
研究と支援は、つながっている
HPSCでは競技団体や研究者と連携した研究を行い、成果を発表・還元しています。トップ競技者を対象とするこの例が、すべての職場や研究対象を代表するわけではありません。
スポーツ指導者との関係
指導者は、参加者の目的や技能に応じて運動を指導します。研究者はスポーツに関する問いを調べ、知見を生み出します。両方の役割を持つ人や、協働する場面もあり、きっぱり分かれるとは限りません。
取り組みの中で使う力今の得意・不得意を決めるものではありません
問いに合う情報を集める
スポーツの課題を調査し、データを手がかりに研究を進めます。
専門の違う人と考える
競技団体のスタッフや、国内外の研究者・研究機関などと連携する場面があります。
分析したことを共有する
成果を学会などで発表し、競技団体や研究機関への還元につなげます。
教室を選ぶとき活動内容・初心者・安全管理
- 運動の上手さを測るだけか、観察・記録・考察まで体験できるか確認する。
- スポーツ観察、理科、データの読み取りなど、本人が興味を持つ入口から選ぶ。
- 体力測定を含む場合は、年齢・体調・負担への配慮を確認し、記録競争を無理強いしない。
関連する習い事・活動
- 運動・体づくり
- 科学実験
- チームスポーツ
Googleマップで近くの教室・体験先を探せます。対象年齢・体験の有無は各施設でご確認ください。
似ている分野との違い
スポーツ指導者は、参加者の目的や技能に合わせて運動を教えます。スポーツ科学研究者は、問いに対するデータを集め、分析して知見を生み出します。現場では協力したり、一人が両方の役割を担ったりすることもあります。
スポーツ指導者も見てみる →話してみよう
見ていて、印象に残ったところは?
気になったところや、もっと知りたいことを自由に話してみよう。すぐに習い事を決めなくても大丈夫。
